メタボ予備軍の方も手軽に続けられる商品を。
2006年に流行語大賞に「メタボリックシンドローム」が選出されて以来、お腹まわりが気になる方へ向けたサプリメント市場は大きく発展していきました。『メタプロ青汁』を発売した2013年当時は、まさにその真っ盛り。特に人気を集めていたのは、コンビニエンスストアなどで販売されているトクホ系飲料でした。しかし、こうした商品を毎日利用し続けるのには、それなりのコストがかかります。実際にメタボリックシンドロームが疑われる状態の方にとっては、背に腹は代えられない出費であっても、メタボリックシンドローム予備軍の方々に向けては、もう少し手軽な費用で購入できるサプリメントが必要ではないかと考えました。そこで私たち井藤漢方製薬は、メタボリックシンドローム予備軍を中心としたお客様のニーズに応えるために商品開発に取り組むことになりました。
企画開発部 研究開発グループ
D.S.
機能をダイレクトにお客様に伝えられる喜び。
トクホ系飲料では胃や小腸で消化・吸収されにくく、脂肪や糖の吸収を抑える難消化性デキストリン(食物繊維)が採用されるケースが多く見られました。もちろん『メタプロ青汁』においても採用すべき成分でしたが、「メタボリックシンドローム予備軍」に向けた商品であることを踏まえると、栄養バランスを整え、健康的な体づくりをサポートできるという点にもこだわりたいところでした。そこで、大麦若葉や緑茶、桑の葉、明日葉、クロレラ、モロヘイヤの6種類の青色野菜の粉末を配合することに。粉末とすることで、ドリンクや食事に混ぜて毎日食べやすいというメリットも得られました。
2015年4月には、審査のうえ消費者庁に受理されれば、配合成分が持つ機能性を表示することが可能となる「機能性表示食品」制度がスタート。「脂肪の吸収を抑える」「糖の吸収を抑える」「便通 おなかの調子を整える」というトリプル機能をパッケージに掲載できるようになりました。従来の健康食品では機能性をストレートに伝えることはできなかったので、胸を張ってお客様にお伝えできることは、私たちとしてもうれしいことでした。
現在は、インターネット通販などでの売上が非常に好調です。特にプロモーションをかけたわけでもないので、実際に商品の良さを実感していただいている方のクチコミによって長く売れ続けているのだと思います。みなさんの健康づくりに、少しでも貢献できているとしたらうれしい限りです。ぜひ一度試してみてください。
開発した商品のご紹介
脂肪・糖・便通にアプローチする
難消化性デキストリン配合の機能性表示食品
メタプロ青汁
「脂肪の吸収を抑える」「糖の吸収を抑える」「おなかの調子を整える」機能があることが報告されている、難消化性デキストリン(1日当たり5000mg)を配合した機能性表示食品。6種の青汁素材を配合し、食生活からの健康的な体づくりをサポートします。水や牛乳、ヨーグルト、スープなどに混ぜてもOK。